コラム

外国人ドライバーの安全教育を支えるAI教習システム

免許取得について

外国人ドライバーの受入れを検討する企業から多く聞かれるのが、「日本の交通ルールに対応できるのか」「安全に運転できるのか」という不安です。

日本でドライバーとして働くためには、免許を取得するだけでなく、日本特有の交通ルールや安全確認の考え方を理解し、実際の運転で身につけていくことが重要です。

外国人ドライバー支援機構では、外国人ドライバーが来日後に安全に現場へ配属されることを見据え、来日前から運転教育を行っています。今回は、その安全教育の一環として活用しているAI教習システムと、カンボジアでの教習環境をご紹介します。

外国人ドライバーの安全教育は「来日前」から

国や地域が変われば、交通ルールだけでなく、運転時に注意すべきポイントや安全確認の考え方も異なります。日本では、歩行者を優先した運転や、交差点・横断歩道での細かな確認など、安全運転のために身につけるべき行動があります。

そのため、来日してから初めて日本式の運転を学ぶのではなく、日本で働く前の段階から、日本の交通環境を意識した教育を行うことが重要だと考えています。

安全に現場へ配属するためには、「採用できるか」だけでなく、「日本の運転ルールを理解し、実践できる状態までどう育成するか」という視点が欠かせません。

AI教習で自分の運転を客観的に振り返る

外国人ドライバー支援機構が安全教育の一環として活用しているのが、AI教習システムです。自動運転技術とAIを活用し、運転行動を客観的に確認することで、教習指導員による指導を補いながら、繰り返し学習につなげることができます。

運転者自身が「どこができていて、どこを修正する必要があるのか」を振り返れることも特徴です。感覚だけに頼らず、自分の運転を確認しながら改善を重ねることで、安全運転への意識づけにつなげます。

AI教習システムを体験した運送事業者様からも、「自分の運転を客観的に振り返り、自分で修正していくことができるため、実践的な運転技術の上達につながると感じた」「これは未来が変わる!うちの乗務員教育でも使いたい」といった声が寄せられています。

カンボジアに日本式の教習コースを整備

実技教育を行う環境も重要です。カンボジアの教習コースは、日本の教習所が定める物的基準に沿って設計・整備されており、坂道、S字、クランクなどの課題走行に対応する設備を備えています。

コース内には日本の道路標識も設置し、日本の交通環境を前提とした実践的な運転・安全教育を現地で行える環境を整えています。

この環境での練習にAI教習システムを組み合わせることで、来日前から日本での運転を意識した反復学習と振り返りを行っています。

AIだけに任せず、人による指導と組み合わせる

AI教習は、安全教育そのものを置き換えるものではありません。教習指導員による指導を補い、運転者本人が自分の運転を客観的に振り返るための手段の一つです。

外国人ドライバー支援機構では、来日前教育、日本の運転環境を意識した実技練習、AIによる振り返りなどを組み合わせながら、日本での免許取得と、その先の安全な現場配属を見据えた教育に取り組んでいます。

外国人ドライバーの受入れでは、採用人数だけでなく、配属前にどこまで安全教育を行い、企業が安心して現場に送り出せる状態をつくるかが重要です。

【期間限定】11月12日、AI教習車を実際に体験できます

こうした安全教育の取り組みや、外国人ドライバー受入れの実際をより具体的に知っていただく機会として、11月12日(木)に福岡でセミナー「外国人ドライバー 実際どうなの?」を開催します。

当日は、外国人ドライバーの課題と安全教育に加え、導入企業と就労中の外国人による座談会を予定しています。セミナー終了後には、希望者を対象にAI教習車の試乗体験も実施します。

開催日時:2026年11月12日(木) 14:00~16:00(受付開始13:30)
会場:南福岡自動車学校(福岡県大野城市下大利3丁目2-20)
参加費:無料/先着30名

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